日本で網膜症が原因で視覚障害と認められた人は、1年間でおよそ4000人です。 そして、成人の視覚障害の原因の1位となっています。 網膜症は、ほとんど自覚症状がありません。 そのため、発見されたときには、症状が進行しています。 網膜症は、高血糖により網膜の毛細血管が弱くなったり、詰まったりすることで出血が起きて発症します。 糖尿病発症から5年以上の人の15?20%の人が、網膜症になります。 20年以...
網膜症は、自覚症状がほとんどなく、進行してしまいます。 進行の状態は、次の3つに分けられます。 <単純網膜症> 初期の段階で、網膜の毛細血管が弱くなり、血管に小さいこぶのようなものができます。 そのこぶのようなものが破れると、「点状出血」を起こします。 その点状出血が吸収されると、網膜に硬い「白斑」というものができます。 そして「黄斑部」という視力にかかわる部分に影響がないと自覚症状はありません。...
網膜症の治療は、症状の状態によって違いがあります。 <単純網膜症> 主に血糖のコントロールを行います。 血糖をコントロールすることで症状が改善されることが多いです。 その血糖をコントロールするために、生活習慣の改善を行います。 <増殖前網膜症> 治療の基本は、血糖のコントロールを行います。 それ以外に治療として、進行を抑えるために「レーザー治療」を行います。 <増殖網膜症> 治療の基本は、血糖のコ...
高血糖が原因で網膜症になることがあります。 そうならないためにも血糖をきちんとコントロールすることが大切です。 過去1?2ヵ月間の血糖の平均値を反映したものがHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)です。 このHbA1Cを続けて調べることで血糖の状態がわかります。 そして、アメリカで行われた臨床試験の結果、HbA1Cの値が低い方が網膜症になる確率が低いことが分かりました。 また、空腹時の血糖値と食後...